モレラート時計ベルトの特徴
イタリア独特のデザイン・発色はもちろんですが、そのバリエーションの豊富さにあります。
モレラートでは時計ベルトを単に消耗品と考えるのでなく、
ファッションアイテムの一つとして位置づけ、気分や洋服、
TPOにあわせて時計を着替える、というコンセプトのもとに製作しています。
そのため、各シーズンごとに数種類の新作を発表し、
無数の選択肢の中からお気に入りの一本を選んでいただいております。
モレラートの発祥はデザインの国、イタリアから
時計ベルトメーカー「モレラート」は1930年、
イタリア・ボローニャの革職人グループによって誕生しました。
その歴史あるブランドは、イタリア伝統工芸技術の優れた加工技術と色使い、
そして高いデザイン性で、今やヨーロッパのトップシェアを誇るまでに成長しました。
本国イタリアにおいては、約80%の時計宝飾店で取り扱われ、
トップブランドウォッチの標準ベルトとしても幅広く採用されています。
ハンドメイドが織りなす、逸品主義
ウォッチベルトはどれも同じ?もしそうお考えでしたら、
ぜひ一度モレラートのウォッチベルトをお試しください。
時計ベルト職人が丁寧に一つずつ手作業で作り出すベルトは、まさに逸品。
鮮やかな発色や、整然と並ぶステッチ、そしてそのしなやかな着け心地は、
想像以上の満足感をもたらします。
品質及び技術について
モレラート時計バンドは、70年以上の歴史を持ちながら常に新しいものに挑戦し、
最新のテクノロジーで様々な素材を使い、
中でもレプタイルや、コーデュラ・シリコン素材などのモデルは、人気を博しています。
皮革についても、皮革といえばイタリアと言われるように、
伝統のなめしの技術で他に類を見ない品質を持っております。
品質管理につきましても、Morellato品質管理センターで、
15種類を越えるテスト(耐水テスト、耐紫外線テスト etc.)を行い、
皮革の品質を監視するシステムが、世界でも最も厳しい基準で行われています。
企業沿革
1930年代
イタリア北部・ボローニャのに黙々と時計作りに情熱を注いでいる時計職人がいました。
それぞれの時計にもっと合ったバンドがあっていいのではないかと思い立った彼は
自分の手元に目をやり、まずは自分の時計に合ったバンドを作ってみようと決心します。
その彼こそ、今日のヨーロッパ最大時計バンドメーカー創設者Giulio Morellatoその人であり、
ここからトップブランドMORELLATOの第一歩が始まります。
1930年~
1940年代
その以降、時計バンドを専門に作りはじめたGiulio Morellatoの小さな工場は、
彼のひたむきな努力もあって順調に発展していきました。
しかし、彼に思わぬ試練がたちふさがります。第二次世界大戦です。
戦火によって全てが失われることを恐れた彼は彼の命とも言うべき、
時計バンド製作に必要な道具や革を隠し、再起の時を待ちました。
1950年代
終戦を迎え、彼は、出身地であるパドバ(ボローニャとベネチアの間にある都市)の
郊外に工場を移し大きくしていきました。そんな時、彼は一人の実業家に出会います。
Silvano Carraro(現CEOのマッシモ・カラーロの父親)です。
モレラートの確かな技術にカラーロの斬新なアイデアが結びつき、品質・生産量を飛躍的に発展させ、
既に大きくなっていた会社を更に拡大させる事となったのです。
1960年代
イタリア経済発展の時代が到来。生産ニーズに応えるべく工場を現在の場所、
Fratte di Santa Giustina in Colleへオープンしました。
1970~
1980年代
イタリア社会の発展と共に、イタリア本来の磨きぬかれたセンスをいかんなく発揮して、
モレラートの生産技術はさらに向上していきました。
そして、今日のモレラートのアイデンティティーでもある、時代に即応する能力、
新しいファッションを予測しリードしていく力が確立されました。
1990年代
300を越すオフィスとその従業員。あらゆるニーズに応える十分な生産力と技術。
金属ストラップの生産部門の設立。高級時計メーカーへのOEM供給。
スペイン、フランス、ドイツへの支店開設。
これらは全てモレラートのトップブランドとしての成功を物語っています。
2000年
常に一定の高水準の評価を受けているモレラートはそれに甘んずる事なく、
ジュエリーマーケットに挑戦することとなり、2001年から今日まででめざましい発展を遂げます。
2003年貴金属店向けに、"Jewels for home"をコンセプトにモレラートデザインを確立し、
新たに6人のデザイナーが加わり、更なる可能性を模索しています。